こんにちは。
今回は、バイクフライデーにおけるカスタムが一段落したことと念願のウルトラライトステムを手にいれることが出来ましたので、記事にさせていただきます。
まず、「ウルトラライトステムとはなんぞや?」という方も多いと思いますのでそれについて少し説明していきます。
ウルトラライトステムとは
・バイクフライデーのパーツの一つであるステムライザ―の種類の一つ。
(ステムライザ―とはロードバイクで言うヘッドチューブ~フォークコラムの辺りのパーツのこと)
・通常はこのステムライザ―にステムとハンドルを取り付ける構造になってます。
・ウルトラライトステムは通称グースネックステムと呼ばれており、ステムライザ―が大きく前方に弧を描きハンドルをそのままクランプすることで、部品点数を減らすことが出来るパーツです。これにより軽量化や振動軽減を狙っていると思われます。
・特徴的な外見からバイクフライデーの代表的なカスタムの一つとなります。
ウルトラライトステムを導入するメリット
・カッコイイ(一番の理由)
・振動吸収?
※振動吸収に関してはステムライザ―の長さによって異なると思います。これは剛性も同様で長ければ長いほど良くしなります。
デメリット
・価格が高い。
こちらは仕様によっても異なってきますが、今回私がカスタムでかかった金額は27,201円です。
まず、ウルトラライトステムは26.0mmの2ボルト止めが標準となっていますが、これだと最近のハンドルは取り付けが難しいのと、分割ハンドルを使わない限りハンドルの取り外しがかなり大変になってしまいます。
その為、ハンドルクランプ部分を4ボルト止めかつ31.8mmにする必要が出てきます。こちらはアップチャージで可能となっており約45$のアップチャージとなります。
また、最近値上がりしたらしく過去のehicleさんのブログではこの組み合わせで
Custom Ultralight 1 1/8" $135.00
Stem upgrade 4 bolt face plate $45.00
となってましたが、実際私が支払った金額は27,201円です。内訳は220$+消費税
……過去記事で15,000~20,000円と踏んでましたが、結構お高い買い物になりました( ´-ω-)
さて、ここからが本題です。
今回私は、ウルトラライトステム作成のために以下の手順を踏みました。
1:ハンドルポジションの確定
2:最初からついていたステムライザ―とステムをショップに持っていき、オーダーするための数値を決める。
3:グリーンギア社にオーダーが届く。
4:ウルトラライトステムが送られてくる。
5:ショップで取り付け。
他の方も含めておおよそこんな流れです。
1:ハンドルポジションの確定に関しては、あまり厳密にしなくても大丈夫です。
なぜかって?オーダーメイドといえども、バイクフライデーです。
大体誤差が1cmはあるので、そこそこ詰めたらオッケーですw
2:ポジションが決まったらショップにステムライザーとステムを持っていきます。
と言っても、車体ごと持って行ってステムライザーを引っこ抜いてハンドル外せばOK。
外した後は、サイズチャートに合わせておおよその場所にマーキングしていきます。
そして、ここでも少しアバウトな感じで高さは0.5インチ刻み。長さは0.5cm刻みで注文します。
私は高さを8.5インチ、突き出しを6.5cmで注文しました。
3:ショップで計測が終わったら、実際に注文されグリーンギア社にオーダーが届きます。
さて、ここまでいつにもなく順調に、ことが進んでいると思いませんか?
もちろんこの後、一波乱があります。
ショップで注文した後にこんなメールが届きました。
「グリーンギア社から高さが短すぎて制作できない。最低でも9.5インチ以上でオーダーする必要がある」と。
1インチって2.5cmですよ!流石にそれはキツイかも…。
そう思い、ショップとのやり取りの中で
「一度考えたいので一度キャンセルしてください」
とショップに伝えることになりました。
ちなみに私の身長は164cmです。身長低くてハンドルを下げたい人には悲しいお知らせです。
私としてはどうしても諦めきれなかったため、ショップの方からどうにか8.5インチに近づけれないかグリーンギア社に言ってみてくれないかとお願いしてみました。
しかし、返答は変わらず…。それでも、出来るだけ低くして欲しいという意志だけは伝えることができたのではないかと思います。
その後、9.5インチ以上は低く出来る可能性が低いことを承知の上で注文しました。
そして、実際にウルトラライトステムが来るまでの間にハンドルポジションを少し高くしてポジション変更も試していました。
4:注文から約2ヶ月後にウルトラライトステムが送られてきました。
結論から言うと高さは9.5インチぴったり。突き出しは6.5cm。
高さが下限と考えるとそこそこいい精度のものを手に入れることができました。
実際に届くまでの2週間は、9.5インチになることを想定してバイクフライデーに乗っていたので、以前よりは抵抗なく乗れそうです。
また、ハンドルの取り付け方を工夫することで若干ですがポジションを帰ることができるので、今後はそれを用いて調整していきます。
マスキングテープが張ってあるところが、元々のポジションです。1インチ高くして乗っていました。
5:ショップでの取り付け。
念の為に届いたウルトラライトステムが車体に取り付けた際に曲がって付いてしまわないかをチェックするために行いました。
稀に真っ直ぐにセットするための取り付け部のスリットがずれていることがあるそうです。
実際に取り付けた写真はこんな感じ。やっぱりカッコイイですよ。
ウルトラライトステムはカスタムとしては恐ろしくコスパが悪いです。
しかし、この姿に憧れを持ちドレスアップをしてみたい方は是非とも挑戦してほしいカスタムであります。
ウルトラライトステムの導入に迷っている方やバイクフライデーについて知ってみたいと思っている方の参考になれば幸いです^^
最後にウルトラライトステムの重量を載せておきましょう。
軽量化できました~ww