ぽたらいふ ミニベロ旅

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Dahonハンドル周りの異音

こんにちは。

最近ボードウォークのハンドル周りから異音がします。



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場面としてはハンドルに体重をかけたときや、ダンシングの際です。

 

折り畳み自転車は部品点数が多いため、原因が分かりにくいこともあると思います。

 

今回は、少し特殊なケースだったので書き留めておきます。

 

 

DAHONの場合まず疑うべきはハンドルポストのヒンジ部分です。


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負荷のかかりやすい部分でもあり、定期的に中の調整ナットを締めておかないとクランプ力が下がってきます。

まずはここが緩んでいないかチェックします。


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また、ヒンジの中にはもう一つチェックする場所はあります。それはこの大きなボルトです。


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DAHONのハンドルポストは一見特殊な構造に見えますが大きくはアヘッドステムと変わりません。

 

上の大きなボルトはトップキャップの中央のボルトと、役割は同じです。フォークコラム内のねじ切りと噛み合い、フォークの引き上げとヘッド周りのガタ調整を行います。

 

ヒンジ下部にもう一つネジがあります。ここは実際にハンドルポストがフォークコラムをクランプするためのものです。アヘッドステムにおける、ステムとフォークコラムの関係と一緒です。


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これらの、2つのボルトが緩んでいないか。ヘッド周りのガタが出ていないか確認します。

 

フロント周りでまれにクイックリリースの締めすぎで異音が出ることがあるようです。

一応チェックですね。


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さて、今回は上記のどれにも当てはまりませんでした。

ではどこが残っているのか。

 

それは、DAHONでもハンドルポストがアジャスタブルタイプになっている場合の、ここのクランプ周りです。


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実は私のダホンは少々アホなカスタムをしておりまして、本来このタイプのハンドルポストの形状はこんな形になっております。


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しかし、折り畳みゆえのクイックリリース式だとブルホーンハンドルにした際にクランプ力が足りずにずるりとハンドルが回ってしまいます。(ハンドルとの相性もあります)

 

それを防ぐために私はハンドルポストを切断し、アヘッドステムを取り付けました。



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それゆえにこの部分にかかる負荷は通常より高くなっていると考えられます。

 

そこで私は一度ハンドルポストを引っこ抜き、クランプ部分にグリスを塗ってみました。


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すると、ギシギシと嫌な音をたてていたハンドル周りの異音がピタッと止まってしまいました。

 

こんな感じで今回は少し特殊な例だったと思いますが、こんな情報普通に見つからないです。

 

なので情報の一つとして書き留めておきます。